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木を活用した脱炭素

【1】脱炭素への想い

 太平電機は、カーボンニュートラルを達成いたしました(体制確立宣言)。達成した今、脱炭素への取り組みを加速しています。ソーラーや風力など再生可能エネルギーであっても、すでに出たCO₂は吸収することはできません。ですが、木はCO₂を吸収します。木を社内で使うこと、さらに木を使った商品を販売することで地球上のCO₂を減らす方向を目指します。さらに木を使うことは林業の活性化につながり、新たな植樹ができればその若木が成長するまでCO₂を吸い続けます。森や林が健全であることは、生物多様性や水源涵養、土砂崩れ防止、海への養分の供給などにつながり、人類や生物にとってのメリットがあります。さらに、日本は森林大国です。太古の昔から木を利用して、私たちはその恩恵を受けて暮らしてきました。国産木材を現代的な使い方で我々の身近なものとして、脱炭素や生物多様性や国土の保全を目指してまいります。


【2】キイノクス

 太平電機は、2023年6月にキイノクスプロジェクトのメンバーに加入いたしました。キイノクスプロジェクトとは、国産木材の流通と利用を促進させる事業活動を推進するとともに、森林環境の保全、地
域経済の活性化、人々の心身の健康といった社会的課題解決を目指すプロジェクトです。このプロジェクトは、弊社の方向性と近く賛同し、まず弊社の事務環境改善としてオフィスの机を導入いたしました。岐阜県産の杉を使用しております。

落ち着いた空間で毎日仕事をすることができ、社員一同心より嬉しく思っております。
 キイノクスプロジェクトの詳細は、下記リンクをご参照いただけますと幸いです。弊社紹介記事やコラムもございますので併せてご覧ください。

キイノクスとは
キイノクスプロジェクト新規メンバー紹介記事
キイノクス コラム

【3】デスク導入 脱炭素効果 岐阜県産の杉

 貢献量0.45t= ①固定量 + ②今後の吸収量

   ①固定量 = 杉0.304㎥  = CO₂  0.18t
   ②吸収量 = 広葉樹の植樹3本 × 50年 = 
CO₂  0.27t

 

カーボンニュートラル貢献量 証明書
国産木材産地明細

★第31回 富士山麓ブナ林創造事業参加報告


 2024年4月29日におこなわれた、静岡県富士市の「富士山麓ブナ林創造事業」に参加しました。本事業は、富士山麓にブナなどの広葉樹林を保全・創造することを目的として、平成6年にスタートいたしました。弊社では先述の通り、2023年に事務環境改善として国産木材を使用した机を導入し、CO₂固定量0.18tを持続しております。さらに広葉樹3本を植樹しました。今後はカーボンマイナスにつながる取り組みをしていきます。
 詳細は、下記リンクをご覧いただけますと幸いです。

 
★キイノクス コラム「植樹レポート」

富士山麓 400人で2000本の植樹がおこなわれました

【4】生物多様性

 杉から広葉樹に転換することで、その広葉樹を利用する多くの昆虫が生息でき、それらを捕食する生態系の上位である野鳥などが生息できることにつながります。広葉樹は、ブナ、ケヤキ、ヒメシャラ、イロハモミジ、͡コナラ、ヤマボウシ、フジザクラを予定しております。(2024年4月29日に静岡県富士市の富士山麓に植えました)

オオルリ 雄 夏鳥 撮影弊社社長

ブナの大木 撮影弊社社長

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