お気軽にお問合せください

045-322-5055

量産前の精密鋳造試作

鋳造という金属加工技術は、鋳物(いもの)の通称で広く知れ渡っています。身近なところではマンホールが鋳物です。砂を固めた型に、溶けた金属を流し込むその製法上、あまり加工精度が高くないのでは、と思われる方も多いと思います。しかし、鋳造も進化を遂げてきており加工精度が高まってまいりました。以下にメリット、デメリットをまとめてみます。

精密鋳造のメリット、デメリット

メリット

1.初期費用がダイキャストに比べて安価

2.作製GOがかかってから製品頭出しまでのリー   ドタイムがダイキャストに比べて短い

3.小ロット生産に適している

4.仕様変更の多い試作段階では、ダイキャスト   より低リスクでモノ作りができます

スタッフからのコメント

製品仕様が固まり、量産で数量が見込めるようになってからダイキャストに移行するなど段階的に進めるプロセスもございます。

デメリット

1.製法上、製品に空気の層(ス)ができてしま   う →含浸処理により改善できます

2.製品の表面がザラザラする →ブラスト処理   で細かくできますが、ツルツルにはできません

3.薄肉にできない →構造や大きさにもよりま   すが、2mmの肉厚にまでできます

4.加工工程が多く量産性が低い →ダイキャス   ト比べると量産性低く、小ロット向きです

スタッフからのコメント

製品単価もダイキャストに比べると高額になりますが、小ロットや試作では総合的には安価になる場合がございます。

関連ページのご紹介

基板への圧入がたいへんなCompactPCIからSMTの高速伝送コネクタへ

ロボット可動部内に配線するハーネス用電線を高屈曲使用でカスタムメイド

お問い合わせ
お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

045-322-5055

メールでのお問合せは、24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ

メールでのお問合せは、24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

お問合せはお気軽に
045-322-5055

サイドメニュー

社長ブログ